世界経済フォーラム(WEF)は6月21日、「ジェンダー・ギャップ指数2023」を発表した。
日本の総合順位は146カ国中125位。前年の116位からランクダウンし、2006年の発表開始以来最低の順位となった。また、主要7カ国(G7)内、東アジア・太平洋地区19カ国内ともに日本は最下位となっている。
ジェンダー・ギャップ指数は「政治」「経済」「教育」「健康」の4分野で男女格差を分析し、ジェンダー平等の達成度を数値化して順位付けしている。総合順位1位は14年連続でアイスランド。
分野別でみると、日本は「政治」と「経済」での男女格差が大きい。「政治」は138位(前年139位)と低迷、「経済」は123位(前年121位)と後退している。「健康」は59位(前年63位)。
「教育」は47位(前年1位)。「識字率」「初等教育の就学率」「中等教育の就学率」は1位を維持したが、前回データがなかった「高等教育の就学率」が105位となり順位を落とした。
詳細のレポートは下記リンクを参照。